推しがアイドルになって20年

「20年間、アイドルで居てくれてありがとう。」

 

その想いだけを詰め込みました。

 

「アイドルになって20年」なんてのを祝うのは、"アイドルファン"の特性だと思う。

あなたは忘れていてくれて構わないし、こちらにお礼などを言う義務もない。

ただジャニーズWESTは意外と「入所日」に前向きなアイドル(笑)

18年目の頃から「再来年で20年やで~」と、去年は去年で「もうすぐ20年か~」と言っていたし、「成人式やん!」「袴や袴!!」とスキップしている姿が本当に愛おしかった。

この時点で、濵田くんの20年を「20年やで濵ちゃん!!」と騒ぎ立てる5人や、「一緒に袴着て写真撮ってもらお!」と微笑む照史くんが、あなたの側に居ることに、どうしても目の前の電子文字が滲んでしまう。

 

20年間頑張ってくれた濵田くんにはもちろん、

濵田くんの20年目をひとりぼっちにしなかった照史くんとジャニーズWESTに、

そしてやっぱり、「おめでとう」と側で言ってくれる6人を、8年前に掴み取って8年間離さずに守り続けた濵田くんに、

 

とびっきりの「ありがとう」と「おめでとう」を贈ります。

 

 

 

 

 

「アイドル」と「ファン」の在り方っていうのは、その数だけ存在すると考えています。そして別に、自分ではない誰かのそれを聞いても、大して面白いものではないと思っています。

ここから先は正真正銘「濵田くん」と「私」における「アイドル」と「ファン」の話であって。

誰かに「濵田崇裕というアイドル」を紹介するためのものではないし、「濵田崇裕のファンはこうだ」と定義するものでもない。

 

このお手紙を要約するのであれば、(本当に痛々しく苦笑いに値する発言ですが)

『私にとって濵田崇裕は世界一のアイドルであり、私は濵田崇裕のファンでいることが本当に上手い』という話。

私の趣味嗜好をもってする話ばかりな上に、私が陶酔するためのものなので存分に面白くないと思います。(しつこい)

ただ、濵田崇裕は本当に面白いアイドルです。

それを表現することに関しては、襟を正し、一意専心に手と頭と心を動かす時間にしたつもりです。

 

20年前、この世にまた1人のアイドルが、産声をあげました。

今日も、彼はアイドルを生きています。

 

 

 

 

ひっくり返るくらいの長文なのでお好きなところへどうぞ。例にもれず後半は絶好調(多義)です。

 

 

 

 

 

私があなたを好きな理由

とにかく綺麗

人の数だけ「綺麗」の定義は存在するけれど、私にとってのそれは、陶器のような肌や左右対称の表情、水分量の多い瞳に見惚れるようなEラインのことではない。

外面内面問わず、「気を遣い続けられること」なんです。

彼は綺麗であろうと努めて綺麗を維持・促進する。生まれ持った美・センスはとことん磨き上げ、人に言わせれば「コンプレックス」と類されることを、特に過小評価することも過大評価することもない。ただ出来る努力は惜しまない。

彼が綺麗である理由は、やはり自分自身が仕事道具だという意識が存在するからだと思う。彼の綺麗は彼の趣味ではないから、言うなれば「覚悟」だろうと。

あなたが綺麗であることに、どこかで安心している自分がいるのかもしれません。

 

 

  • 顔が美しい

小さな額、頻繁に手入れされた眉、筋の通った鼻と奥二重のバランス、零れ落ちそうな涙袋、薄い唇、笑った時にできる目尻と口元のシワ、星座のようなほくろ、真っ直ぐで真っ白にされた歯、エラのない輪郭。この人の顔になりたいと思ってなれる顔じゃないんだよな(それは皆がそう)。

彼の表情は緩急が良い。何年彼を見ていても不意に思いがけない表情をすることがある。彼は、所謂「表情管理」と呼ばれるアイドルの基礎をとうに超越している

 

  • 身体が美しい

177㎝(178㎝と書かれる時もある)という数字、33歳にして体脂肪率一桁。デビュー時3%くらいしかなかったのも、脂肪が付きにくい体質でなんだかんだ身体が弱いところも、本人が物凄く努力して健康を維持しているところも、何処かに刺さってしまう。

喉仏や胸鎖乳突筋をはじめ骨と筋が全て良い。奇術を披露する手や爪も言葉は不要。ステージ衣装を着ることもすごく得意だと思う。(一番好きなステージ衣装は列島縦断の和装アレンジです)(そうなんだ)

 

  • 声が美しい

歌声・話し声問わず、人の心を包み込む声をしている。

私が初めて聞いたときは変声期ももう随分後半だったと思う。今日まで歳を重ねるごとに少しずつ変化しているんだろうけど、一見とても力強く聞こえて本当は驚くほど繊細な質は、ずっと変わらない。

歌については、得意なんだろうし好きなんだろうし、ただただ努力できる人なので、これからも一般的に「上手いね」と言われるような確実な力を身に付けていくと思う。

でもまぁ私は「歌手:濵田崇裕」ではなく「アイドル:濵田崇裕」の声が好きなので、単に彼の美声やスキルに酔いしれるというよりは、彼が頭の中で描いた音がパァーンと出てきた時の嬉しそうな表情とか、めっちゃ練習したんだろうなと感じさせる高度なアレンジを魅せた時の自信満々な表情とか、隣で歌う仲間につられて笑顔を見せる瞬間なんかに、ニヤッと笑いながらグーサインを送るんだろうな。これからも、彼が「歌に乗せることで伝えようとする心からの想い」を、素直に感じるために聴き続けたい。

ひとり歌番組で活躍する姿に手を叩いて喜んだり、カバーアルバムくれ!!と喚いたりもするけれど、今はジャニーズWESTとして歌う濵田くんが一番好きです。個性だらけの声だけど、6人と歌う時の濵田くんの声が、彼史上いちばん綺麗だと感じています。

 

  • 踊りが美しい

初めて濵田くんのダンスを見た時からずっと釘付け。濵田くんより明らかにスキルがある人の踊りも、濵田くんより若い人の迫力満点な踊りも、色々なアイドルのステージを見てきた自負があるけれど、彼ほどズルい踊り方をする人を見たことがない

上手く言葉にできないけれど、誰にも知られたくないみたいな顔をしながら、不思議なフェロモンだけを漂わせて、ひとり自分の世界で踊っている。そしてその世界の入り口に気付いた人にそっと微笑みかけるから、「……どうしてあなたはそんな風に踊るの?」で頭の中をいっぱいにさせる。みたいな感じ(適当だなぁ)

まともな話をすると、常人離れの体幹と筋力を基盤に、長い手足で引き起こす時差と細やかな視線誘導が肝なんだと思う。あまりこういうことは言わないのですが、正直ベタ惚れです。

 

クロバットの話をします。

大きな怪我をしてから今日までの間で、私が見る事のできたアクロバットは、2021年7月17日「音楽の日」のええじゃないかDRUM TAO collab Ver.と、2022年5月14日の「OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022」のええじゃないかと、2022年6月18日「LOVE MUSIC FESTIVAL 2022」のええじゃないかと、1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から- 京セラドーム大阪 7/1公演のええじゃないか、計4回。

全然関係ない話だけど、私は濵田くんがアクロをする前の、特にいきむことなくタタタっと助走して、筋力を酷使しているはずなのに、風が吹いたかのように軽く回る(ことがカッコいいと思っていそうな)ところが大好きです。そのスタイルは、10代の頃から30過ぎるまで何も変わっていない。(ていうか30過ぎてアクロやってるなんて想像してなかったよね?超人?)

あの頃みたいに、いつだってどこだって不自由なく跳ね回っていた姿はもう二度と見れないし、永遠ではない事は分かっているし、残りを数えられるくらいの夢になるかもしれないけど、もしまた、濵田くんにとって大切な日、頑張りたい日、夢を叶える日に、パッと風に乗ってくれたなら、その美しさにそっと涙ぐむ人や、「私ももうちょっと諦めずにやってみっか~」と踏ん張る人がいること、あなたのゲージの足しにして欲しいなと思う。いつも本当にありがとう。

 

  • 心が美しい

「優しい」と幾度となく言われてきた。「優しい」ってなんだ。あまりにも汎用性のある言葉で、軽忽な印象を持つくらいには、歳を重ねてしまったと思う。

心が美しいな、綺麗だなと思うことはよくある。それがまぁ一般的に言うところの「優しい」なんだな。

 

少し話が逸れますが、ハッキリ言って濵田くんは「博識」ではない。単に抜けているところもあるし、何より強制的に基盤を叩きこまれる学びを9年で止めてしまっているので、組み立てるのが苦手なんだろうなと思う。

私の考えだけど、人(アイドル)は、ある程度の学を得てしまうと「初めての経験」や「目の前の事象」を、持ち駒で【解釈】しながら自分のものにする(そしてそれを発信する)と思っていて。

逆にそうでない人は、「初めての経験」や「目の前の事象」が"そのまま"自分に吸収されて、その人にしか分からない、"感覚"としか言いようのない何かが、代謝を行うのではと思っている。

一見そうには思えないけど、よっぽど前者の方が"分かりやすい"です。

濵田くんの言動で「優しいな」「心が綺麗だな」と思う時は、「何にも邪魔されていない時」が多い。それができるのは、後者で育ってきた道徳観があるからじゃないかと考えたりもする。彼の人格形成期は、それは豊かな毎日だったんだろうと想像すること容易い。その上本人が、とてつもなく「優しくあろうとする」人だから、そりゃあ他人から「優しい人」だと言われるよなと。博識でない=優しいって、そんな話は一切していない。上手く言えなくて歯がゆいなぁ……勉強不足です。

 

でも別に濵田くんのこと、四六時中優しくて心が綺麗な人だとは思っていなくて。彼にしか分からない、あるいは彼さえも分からない構造で物事を代謝されてしまうと、本当に深海のような天空のような言動をする時がある。

個人的には「誰からも愛される」は嘘だと思っているし。それでも、「誰かを嫌な思いにさせることが少ない推し」というのは、とてもノンストレスでありがたいです。

 

何年彼を見ていても、まだまだ分からないことだらけ。

反省を表して、最近私が「濵田くんの心は美しい」と感じたエピソードを記します。

夏目漱石「精神的に向上心の無いものは馬鹿だ」

濵田くん「それは言い過ぎ」

ありがとうございました。

 

 

「濵田くんの好きなところ」の初陣として「とにかく綺麗」を挙げました。

言い残したけれど、「濵田崇裕」という名前も、何よりも美しいね。今自分でタイピングしながら「芸術かな…?」と思うくらいには美しい。

ともに20年を歩んできた照史くんの「崇裕!」が大好きだし、古い仲間たちと昔の名残で「ねぇ〜え、たかひろがさぁ〜」って話すことも大好きです。(良くない気分の人もいるだろうけど、表では名字くん付けを心がけているし、これはもう"時代"なのでご勘弁を)

 

 

 

 

余計なことをしない

表現って厄介だなと思いながら、でもこの言葉が最適だと思う。

 

まず、冒頭の「私は濵田崇裕のファンでいるのがとても上手い」という言葉の誤解を解きます。

私は彼から供給されたものを、バットを振るべきか、見逃すべきかに、瞬時に判断することができる。それなりに蓄積された年月から、常に彼の球種を読んでいるので、無意識で容易なことです。勿論勘が狂うこともあるけれど(それを刺激というのだろう)その頻度も心地良いし、面白いと思うことができる。

…不平等な関係性だとは思う。私から球を投げることは一切ないないのだから。

「来た……!!!」と思える球ならば、思いっきりのフルスイングを贈り続けたい。彼の寛大さ・誠実さに恥じぬように。(ここまでペチャクチャ話してて、いや打たれたらピッチャーの負けじゃね?というややこしいツッコみが浮上した、野球を知らんのに野球に例えるな)

私には、濵田くんとジャニーズWEST以外に、好きな人や好きなことがたくさんある。彼に依存・執着していないし、彼もそれを心の底から良しとしてくれる(と感じている)。彼のファンで居て、自分らしさを損なわれることがない。

これこそが「濵田くんのファンでいることが得意」と言う理由であって、あなたに会いたいと思い続けることができた理由なんだと思います。

一方で、「濵田くんのファンでいることが得意」なんて大口叩けるのは、これも全て濵田くんのおかげなんだろうなということは薄々感じていて。今日は良いきっかけだなと思うので、じっくり考えてみることにしました。

 

 

私は自分の好きなアイドルを偶像化したいオタクです。(商品や手段になって欲しいという意ではなく、仕事をする時は想像の人物≒自由に感受されることを許した人であろうとする姿を魅力に感じる、という意)

 

自分でない誰かの心なんて絶対に理解できない。自分勝手に他人の心を知ったような気になることは、あらゆるトラブルの引き金になる。

その危なさを許してくれるのがアイドルなのだろうか。自分の都合の良いように他人を解釈して快感を沸き立たせる、この対象がアイドルなのだろうか。

そうはさせないと思っても、私自身が今も尚、自分ではない"アイドルという他人"についての話をタラタラと連ねている。

 

濵田くんは、「これが自分です」と曲げない軸を明確に提示した後は、余計なことをしない

偶像化されることへの覚悟がとんでもない

正直、甘い言葉をかけるアイドルより、手厚いファンサービスをするアイドルより、ファンに優しいアイドルだと思います。優しいという言葉で良いのか熟考したけれど、まだちっぽけな自分にはこう表現するしかなかった。

これからも私は、彼の本質を追求したいと思いながらも、ライターや編集者が継ぎ接ぎしたものや、どこかの誰かが呟いたものを、彼の一部を全部かのように抽出して、好き勝手「濵田くんって○○なんだ」と言う

彼の覚悟に甘えてしまう。

そして恐らく彼はもう、こういうことは考えたりしていない。随分昔に腹をくくったし、樹齢20年の大木は、些細なことでは揺るがないんだろう。

もともとあっさりしたドライな性格なのも影響していると思う。彼は、思い入れのある仕事の台本も躊躇なく捨てるし、5年会っていない友人を街で見かけても特に声をかけない人。

それでも、こんな仕事(あえての表現)に夢を見てくれている。本当にありがとう。アイドルで居てくれてありがとう。

優しくしてくれてありがとう。

 

 

「余計なことをしない」についてさらに別の視点を持つこともできます。

「好きなアイドルを偶像化(商品や手段になって欲しいという意ではなく…以下略)したい」という私の希望を達成するためには、多義を含んだ「こちらに近寄って欲しくないし、こちらからも近寄りたくない」が欠かせない

私にとっての濵田くんは以下のような人であって、こういうところが本当に「自分に合っている」と感じます。

  • 余白を持たせた発言が多く美談を安売りしない。
  • 荒れ地に顔を突っ込むようなことをしない。
  • 一切の無反応が静寂への一番の近道だと知っている。
  • 人のことも自分のことも大っぴらにしない。

さらに咀嚼していくと、「エゴサーチを全くしないところ≒余計なことをしないところ」もこの項に含まれると思います。彼はネットニュースさえも「ウソが多いから見いひん」と朝夜のテレビニュースを見るような男。

エゴサーチは余計なことだ」と言っているわけではないです。アイドル誌での発言がファン間のSNSで歪んだ解釈をされ、それを次号やブログで訂正するアイドル」や「ファン同士がSNSで盛り上がっている話題を把握していることが、ライブのMCで明らかになるアイドル」は、とても誠実でファンに真摯であり令和と上手く生きていると思う。他にも、「自身が出演する番組がSNSのトレンドワードになることを所望するアイドル」は、自己プロデュース力を時代の流れに投影させた成功者だと思う。

だけど、だけど、私は、9曲の音程を外さなかったことで、1つのバラエティ番組と茶の間とSNSを大いに盛上げた直後に、「綺麗な空の写真」のブログを更新するアイドルが堪らなく大好きで、愛おしくて、あぁ、私の"担当"だ…と痛感するのです。

これからも、出演番組の反響はラジオ局に届いたお便りだけで感じて、ニコニコと嬉しそうに読み上げる人でいて欲しい。

 

そもそも、こんな好き勝手なブログを書くことができるのも、「絶対に濵田くんが見ることはない」という確信があるからです。「絶対ないけど何かの間違いで0.01%くらいは見ちゃう可能性もないことはないよね」ではないです。100%バレません。(バレません)

 

やっぱり何もかもが濵田くんのおかげだったな。

「余計なことをしない」という、何だか棘のある言葉を使ってしまったけれど、それこそが彼の優しさであり、アイドル力であると、気付き直すことができました。(自己満足)

 

 

 

 

孤高である

込み入った話になりますが、今日だけは聞いて欲しいと思うのです。

(ジャニーズの)アイドルを語る上で「シンメ論」というのは欠かせない。

そうでなくても、「俺とあいつ」というものが彼らのセールスの一種であり、カスタマーである我々も、その膨大な魅力に惹かれ考察を抱え、少しの切なさ儚さとともに無限大の愛を感じるのだと思います。今日は"絶対的センター"の話は割愛します

時に夫婦、時に恋人、時に兄弟、時に相棒、時に……

シンメ・コンビの話をするときは、ジャニー喜多川を考える必要もあります。時代、時機、直感、沢山の奇跡が巡り会って、背中合わせであることを、横並びであることを運命づけられる、全ては彼の目に託されて。

 

私の好きなアイドルも、例外に漏れずその道を歩いていました。

どうしようもなく愛おしい顔で「濵ちゃんは俺のもの」と言う権利があるのも、器用なように見えて脆いところを濵田くんにフォローされる権利があるのも、濵田くんに「特別だ」と、なんだかんだ大切にされる権利があるのも、お互いのファンが「見捨てないでよ」なんて笑い合う権利があるのも、濵田くんと2人でいることで輝く権利があるのも、絶対に絶対にこの世に一人だと、これだけは譲れないと。

ジャニー喜多川の目で、「濵田くんの隣」を定められたのはこの世に一人だと。

 

曖昧な記憶ですが、当時私は「許せない」はそれほど心を占めていなかったと思います。そして今も、特段ナーバスにならない日の方が多いです。

なぜ?と言われると、これが一体どういうことなのかよく分かっていなかったのが1つ、周りの大人が私に全てを教えてくれなかったのが1つ、そんな大人がヒステリックになっているのを見て私も聞くことができなかったのが1つ。

大人になって、自分で検索できるようになった時にはもう、全てが「片付いている」と感じてしまった。

もちろん最前線で彼らに全熱を注いでいた方々は、全く異なる想いを抱き続けていると思う。でも私は自分勝手だから、「なんだか夢みたいだったな」という曖昧に美化された感情を覆すつもりはない。それはそれで良しとしている。

ずっと2人きりだったわけじゃないけど、その中でも2人は特別だったし、2人でてっぺんを目指してた時間が本当に輝いていたこと、私にとっては夢のような時間だった。濵田くんにおける「お前の隣に立つ俺」が、誰よりもかっこよかった。

 

大規模オーディションがあったちょうど20年前の今日、濵田くんと出会ってくれてありがとう。

濵田くんね、20年もアイドル続けてるよ。

身体は悪くしていないですか、何かを愛し何かに愛されることができていますか。

いつか、一声でも一文でも……と思わないことはない。でも、今となっては、何もないことが、何も分からないことが、濵田くんを愛していた、濵田くんを大切にしていた、という最大限の証明になっているんじゃないかな、と思うんです。そんなもん、一生一緒にいることが一番の証明だったじゃないかと言われれば、それはそうなんだけど、こんな時代、情報社会に揉まれて負のループに惨敗して無責任で在り続ける人間なんか溢れるほどいるから。まだ幼い私は、自分の都合の良いように、ずっと綺麗なままで解釈しています。

 

前置きが随分長くなったけど、今日の本題は「今の濵田くんの魅力の1つに"孤高"がある」という話です。

 

こ‐こう【孤高】ひとりかけはなれて高い境地にいること。ひとり超然としていること。「―を持する」「―の人」

 

濵田崇裕というアイドルは「ひとり」の色素・要素があまりにも濃い

物理的にひとりぼっちだなんてことは一切ないし、濵田くんがジャニーズWESTで良かったと5分に1度は思っているし、図々しくも私を含む沢山の人に愛されていると思う。

でももう濵田くんは、自分にとって「とびっきりの人」をつくらないし、濵田担にとっても「この人は濵田くんの特別だ」と感じる瞬間は、二度と訪れないと思う。

誰に対しても言動が平等で、四方から重めの愛を受けても均等に微笑む。元々そういう人だった節はあるけれど、無意識だとしても意識的だとしても、徹底されているなと思う。別にトラウマでも恐怖でも何でもない。そんな単純な男ではない。言うなれば、これが今の彼の「仕事のしかた」。

人との関係性だけでなく、彼の言動の節々から孤高を感じる。

色々思うところはあるけれど、その姿は本当に逞しい。その姿が何とも言葉にできないオーラを放つ。どこをどう探しても、彼以外にこのオーラを放つアイドルに出会ったことがない。彼にしかない魅力だと思う。

2022年の今日、そういうあなたを見て、その姿が「あなたのことを好きな理由だ」と言えてしまうほどになった。「頑張った」「凄い」「エモい」なんて言葉は失礼極まりない。とっくの昔に、きちんと自分の中で整理を付けて、自分を確立し始めていたあなたに、私は一生敵わないんだ。

 

この話をすると「本当に6人が凄い」という所に行き着くんですよ。

彼らは濵田くんの何もかもを底から丸ごと掬い上げて、濵田くんの「これまで」も「これから」も大切にしてくれている。6人の濵田くんに対する一挙手一投足を見て、本当に人格者の集まりだなと思う。そういうコーナーで濵田くんが昔の曲を歌っている時や、雑誌等で昔の話を振られた時の、6人の言動を見ると一目瞭然。

ストレートに言うと、「訳アリ」である彼の「訳」を、腫れ物にしたり汚したりすることなく、彼と新しい夢を見ることに大成功している。

①濵田くんが「俺とお前」であった時の輝き、②決して消えることのない「孤高感」のクールさ、③それでも"7人で"居ることが最強だという自信、この全てを同時に生かし続けているジャニーズWEST、いったいどれほど強くて優しいチームなんだよ。

初めは思い通りにいかないこともあったかもしれないけれど、8年でここまでの関係性を造り上げてくれた。本当にありがとう。

 

こういった話を、何かもっと分かりやすく表現することができないかなと思って、探してみたら色々出てきたんですけど、一番新しいものが良いかなと思って、これを選びました。

 
【TVガイド4/2号☆発売中 #ジャニーズWEST ①】
〜誌面掲載のおんぶカット💪裏話〜
 
重岡さん、桐山さん、藤井さんがそれぞれ
神山さん、中間さん、小瀧さんをおんぶ。
 
ペアを聞いた藤井さんは
「でっかいの来たなぁ〜」と👨‍👦
その声をよそに小瀧さんはにこにこ☺️と藤井さんの背中にダイブしていました

 

【TVガイド4/2号☆発売中 #ジャニーズWEST ②】
 
そしていつも笑顔の中心にいる濵田さんには、6人、そして読者の方を笑顔にしていただく最重要の役割をお願いしました🙇‍♀️
 
おんぶ3騎の中にフレームインしてきて
いただきたいと伝えると「得意です!任せてください😆!」と全力で応えてくださいました💫

 

【TVガイド4/2号☆発売中 #ジャニーズWEST ③】
 
コミカルに登場する濵田さん🕺に全員爆笑!大笑いの神山さん&おんぶする重岡さんは前のめりになるほど2人でぎゃはは🤣
 
桐山さんは中間さんを軽々背負いながら

「(隣と)もっとくっつく?」と、笑いながらもほかの2騎のことも気にしてくださいました☺️

 

週刊TVガイド 2021年4月2日号に掲載されていた「3組のシンメと濵田くん」の写真。

そしてそのあと公式Twitterで更新された裏話が上記です。

 

 

これが、アイドルになって20年が経った今、濵田くんが居る場所。

 

 

 

 

今日を迎えて

いやはや、自分がまだこれ程の熱量を持ってオタク語りができる事を実感するのも、案外面白いものですね。そろそろ締めないと文字数が怖いので、言い残したことをピャーっと話します。(幾分か話が重なるところもありますが……)

 

私は本当に濵田くんが好きだ。

濵田くんという人間が好きだし、濵田くんという男が好きだし、濵田くんというアイドルがどうしても大好き。

「どこが好きなわけ?」と聞かれても「今更分からん!!」と答え続けていた時間を反省し、「どうして濵田くんが好きなのか」を考える時間を「今日」にしてみた。

 

散々話してきたけれど、まだ言えていない「好きな理由」が1つあって。

それは、私自身が「濵田くんを好きでいるんだ」と決めていることなんじゃないかと思う。正直、これが全て。

はじめて濵田くんに会った日に「○○ちゃん(私)はアレ(濵田くん)が良い!」と言った瞬間の記憶や、新しい友だちに会う度に「濵田担なんですわ」と挨拶をする自分が居ることが、今も濵田くんを愛している理由なんだと思う。

自己満足この上ないけれど、ここまでファンを続けていると、一種の「責任」が生まれるの。濵田くんのアイドルとしての覚悟についての話題があったけれど、実は私もあなたのファンでいることに「覚悟」を持っているんだよ。(図々しいな)

 

20年経ったんだって。これからどうなるんだろう。

濵田くんはなんだかんだ「アイドルでしか生きていくことのできないアイドル」だと思っている。そしてアイドルに何より必要な「根性」が化け物級なんだ。

そして私も、濵田くんがジャニーズアイドルで居る限り「ステージの上で笑うあなたに会いたい」と願う気がする。私だってオタクに何より必要な「自己肯定感」が化け物だから。

 

「未来のことは分からんぞ!人のライフスタイルは移り変わるんだ!」という声が聞こえてくるけれど、まぁ確かにそれはそうなんだけど、

どう考えても、何度考えても、絶対に自分の人生から濵田くんの笑顔を失いたくない

 

 

 

なんだか気が付いたら、

推しが髪を染めなくなった

推しがロンバクをしなくなった

推しが「そんな言い方したらまぁた怒られるぞ」という発言をしなくなった

推しの表情に「慈愛」が加わった

推しの愛犬が空に帰った

推しを「相棒」と呼ぶ一生の仲間が6人もできた

推しがアイドルになって20年が経っていた

 

 

濵田くんは日々変わっていくけれど、私たちも日々変わっていくけれど、

それでもまた、会えると良いな。

重ねた歳だけ、思い出が増えますように。

 

 

 

鬱陶しいくらいに濵田くんの話をしていたら、前々から「言っておかなくてはならん」と思っていたことを思い出した。これを今日最後の話にしようと思う。

私はよく、「お前は本当に濵ちゃんが好きだな」「濵ちゃんしか見てないだろうが」「でた濵田担の生霊」「めっちゃ濵田担って感じですよね~」「あ~!濵田担だ~!!!」と言われる。ハッキリ言うヤツは「オンリー(死語?)やないか」とも言ってくる。全部親しい友人なので口調の荒さはご愛嬌

 

 

…………バカヤロウ、私は笑っちゃうくらいにジャニーズWESTが好きだ。世界で1番、重岡くんと照史くんと淳太くんと神山くんと流星くんと小瀧くんのことを愛している濵田担だという自信がある。本当に、それぞれの良いところを3時間ずつ話せるくらいには好きだ。(アイドルのことを一番理解しているのはその担当だという信念があるので、あまり大きな声で濵田くん以外のアイドルのことを話すのが得意ではなく、他メンバーについての発言が少ないために、誤解させてすみません)(そんなに反省はしてないです)

 

 

ありがとうジャニーズWEST、濵田くんとデビューしてくれて。

ありがとうジャニーズWEST、濵田くんと生きてくれて。

ありがとう濵田くん、20年間アイドルで居てくれて。